化粧品を取り扱っているエイボン・プロダクツ。
ここがなかなかすごいんです。誕生はアメリカであり、
今でも本拠地はアメリカにあるのですが、
日本法人としてエイボン・プロダクツ株式会社を設立し、新宿に本社を構えます。
最近このエイボン・プロダクツ株式会社はエイボングループとは全く別の組織になったそうです。
何よりも凄いのはその実績。
2010年度は170億円の売上があったそうで、資本金も31億円とかなりのもの。
この会社概要を見ただけでもどれだけ多くの人がエイボンの化粧品に興味を持ち、
そして利用しているのかがわかるのではないでしょうか。
まだ知らない女性は少し損をしているかもしれません。
スキンケア、ベースメイク、メイクアップ、ヘアケアの他、
健康食品や化粧関連の小物までをも取り揃えているエイボン。
それぞれのカテゴリにたくさんのアイテムが並び、
どれもが使ってみたくなるようなパッケージになっています。
化粧品は使用感や効果が人によって大きく異なるので一概には言えませんが、
商品の質もそれなりにいいらしく、
エイボンでなければ肌質が保てないと感じる女性も多くいるようです。
商品のほとんどはエイボンのオンラインショップで購入することができ、
他の化粧品通販と同様の利用が可能です。
エイボンはオンラインショップで誰でも購入できるのですが、
しかし他の化粧品ブランドやメーカーとは少し違った手法によっても商品の販売を行っています。
それはエイボンメンバーと呼ばれる会員になることで、
その会員が家族や友人・知人にエイボンの商品を販売するという手法です。
エイボンメンバーは商品を購入する人というよりも、
商品を販売する人という位置づけになっているのが特徴で、
良いと思ったものを身近な人に伝え、
もしその身近な人が商品を購入してくれれば収入を得ることができます。
代理店のような役割を個人で担うことができるのです。
頑張れば頑張った分だけ、その成果が収入になって現れる。
誰でも始められるビジネスですし、化粧品の販売ですから、
副業としてはもちろん本業としても良い商売と言えるのかもしれません。
エイボンメンバーやその人たちが行うビジネススタイルを考えると、
これはマルチ商法ではないかと思ってしまうのも無理はありません。
確かにマルチ商法のようなスタイルですし
ネットワークビジネスと表現される部類に入るでしょう。
しかしこれは何もいけないことではなく、
良い商品をもっと広めたいという思いの元に構築されたビジネススタイルであり、
購入する方も納得した上で、しかも適正価格で高品質の化粧品を手にするわけですから、
いわゆる犯罪行為にあたるねずみ講には該当しません。
エイボンメンバーは会員を募る必要もなく、
もちろんエイボンメンバーになることを勧めることが可能ですが、
そこには義務は存在しません。